BitLocker
BitLocker
BitLockerはWindows標準搭載機能であり、TPM2.0を使用します。
非システムドライブ(BitLocker To Go)、システムドライブ両方の暗号化に対応しています。
使用にはWindows Pro Editionが必要です。
BitLockerを使用することにより、物理的なアクセス(盗難やデジタルフォレンジック)の際にファイルを安全に保護することが出来ます。
BitLockerの使用方法
ここから準備をしていきます。
- Windows + Rを押し、
gpedit.msc
を入力し実行 - 「コンピュータの構成 / 管理用テンプレート / Windowsコンポーネント / BitLockerドライブ暗号化 / オペレーティングシステムのドライブ」を選択
- 「スタートアップ時に追加の認証を要求する」「スタートアップの拡張PINを許可する」を有効
以下はシステムドライブ(C:)の暗号化方法です。
- 1.BitLockerのコントロールパネルを開く
- 2.ドライブ全体の暗号化をし、回復KeyはUSBに保存し完全に消去して下さい。(決してアカウントに保存しないで下さい。)
- 3.PINは15~20桁の英大文字小文字、数字、記号を含めた予想しにくい複雑なものにしてください。
BitLockerはTPMを使用しているため32回以上PINの入力に失敗すると回復Key以外では複合出来なくなります。
そのためBruteForce攻撃が不可能です。(回復Keyを抹消している前提)